1ページに詰め込みすぎると、なぜ伝わらないのか

「全部載せたい」は、よくある悩みです
ホームページを作るとき、多くの方がこう考えます。
- せっかく作るなら、情報は多いほうがいい
- 何を聞かれても困らないようにしたい
- あとからページを増やすのは大変そう
その結果、
1ページにあらゆる情報を詰め込んでしまう
というケースはとても多いです。
でも実はこれ、
「伝わらないホームページ」になる典型例でもあります。
情報が多い=親切、ではありません
一見すると、情報が多いページは親切そうに見えます。
しかし、見る側にとってはどうでしょうか。
- どこを読めばいいかわからない
- 結局、何が言いたいページなのか分からない
- 自分に関係ある情報を探すのが大変
特にスマホで見たとき、
情報が多すぎるページは読む前に疲れてしまうことも少なくありません。
結果として、
- 途中で離脱される
- 問い合わせにつながらない
- 「よく分からなかった」という印象だけが残る
という状態になってしまいます。
なぜ「詰め込みすぎ」は起きてしまうのか
これは決して、
作る側や依頼する側が悪いわけではありません。
多くの場合、原因はシンプルです。
- ページの目的がはっきりしていない
- 「誰に向けたページか」が曖昧
- 1ページで全部説明しようとしている
つまり、
設計の段階で整理されていないことがほとんどです。
1ページ1テーマという考え方
私がサイト設計で大切にしているのが、1ページ1テーマという考え方です。
これは、
- このページは「何を伝えるページなのか」
- 読み終えたとき、何が分かれば正解なのか
を、はっきり決めるということです。
よく「1ページ1キーワード」と言われますが、実際にはキーワードよりも、
1ページで解決する疑問はひとつ
と考えたほうが、ずっと分かりやすくなります。
情報を減らすと、なぜ伝わりやすくなるのか
情報を整理し、テーマを絞ると、ページにはこんな変化が起こります。
- 見出しの流れが自然になる
- どこを読めばいいか迷わない
- 結論が早く伝わる
- 次に取る行動が分かりやすい
結果として、
- 最後まで読まれる
- 内容を理解してもらえる
- 問い合わせの質が上がる
という、良い循環が生まれます。
実はこれが、一番SEOにも強い
不思議に思われるかもしれませんが、こうした「整理されたページ」は、SEOを意識しなくても、検索でも評価されやすくなります。
理由はシンプルで、
- ページのテーマが明確
- 見出し構造が自然
- ユーザーの疑問にちゃんと答えている
という状態は、検索エンジンにとっても理解しやすいからです。
SEOのために情報を増やすより、伝えるために情報を削る。
これが、結果として検索にも強いページにつながります。
「全部載せたい」と思ったときに考えてほしいこと
もし、
- これは別ページにできないか
- 本当にこのページで必要な情報か
- 別のページで詳しく説明したほうがよくないか
こうした視点で見直すだけでも、ページはかなり整理されます。
ホームページは、1ページで完結させる必要はありません。
むしろ、役割の違うページがきちんと分かれているほうが、見る人にとっても、運営する側にとっても親切です。
まとめ
1ページに詰め込みすぎると、
- 伝えたいことがぼやけ
- 読む側が迷い
- 結果につながらない
という状態になりがちです。
大切なのは、「どれだけ載せるか」ではなく「何を伝えるか」。
1ページ1テーマで整理されたページは、人にも、検索エンジンにも、ちゃんと伝わります。
「何を載せるか」で悩んでいる方ほど、実は「何を削るか」を整理することで、ホームページはぐっと分かりやすくなります。
ページ構成や設計で迷っている場合は、お気軽にご相談ください。
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