そのホームページ、なぜ“なんとなく信用できない”のか?

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ホームページを見ていて、
「悪くはないんだけど、なんとなく不安」
「ここに問い合わせして大丈夫かな?」
そう感じたことはありませんか。

実はその感覚、気のせいではありません。
人はホームページを見た最初の数秒で、無意識に“信用できるかどうか”を判断しています。

そしてその判断材料になっているのが、
文章の内容よりも前に目に入るWEBデザインなのです。

人は“デザイン”で会社を判断している

心理学の研究では、人が第一印象を判断するのにかかる時間は0.数秒と言われています。
ホームページもまったく同じです。

・文字がぎゅうぎゅうに詰まっている
・写真の画質が荒い
・色使いがちぐはぐ
・スマホで見ると操作しづらい

こうした要素があるだけで、
「この会社、大丈夫かな?」
という印象が無意識に生まれてしまいます。

逆に言えば、
デザインが整っているだけで、安心感や信頼感は自然と高まるのです。

「おしゃれ」よりも大事なこと

よく
「おしゃれなデザインにしたい」
という相談を受けます。

もちろん見た目は大切です。
ですが、エンドユーザーが本当に求めているのは
**“おしゃれさ”よりも“わかりやすさ”**です。

・何をしている会社なのか
・自分の悩みを解決してくれるのか
・どう行動すればいいのか

これが迷わず理解できる構成になっているかどうか。
ここが抜けていると、どんなにきれいなデザインでも成果にはつながりません。

「なんとなく信用できない」の正体

信用できないと感じるサイトには、共通点があります。

それは
情報が整理されていないことです。

・伝えたいことが多すぎる
・優先順位がわからない
・同じような文章が続く

こうした状態は、見る人に無意識のストレスを与えます。
その結果、
「ここはやめておこう」
と離脱されてしまうのです。

良いWEBデザインとは何か

良いWEBデザインとは、
派手な装飾や流行の演出ではありません。

・読みやすい文字サイズ
・適切な余白
・統一感のある色使い
・直感的に操作できる導線

こうした当たり前の積み重ねが、
「この会社なら安心できそう」
という印象を作ります。

デザインは自己満足のためのものではなく、
見る人の不安を減らすための設計なのです。

ホームページは「無言の営業マン」

ホームページは、24時間働き続ける営業マンです。
そして、その営業マンは一言もしゃべらずに、
デザインだけで評価されています。

もし
「問い合わせが増えない」
「反応が薄い」
と感じているなら、
それは内容以前に、第一印象で損をしているのかもしれません。

少し視点を変えて、
「初めて訪れた人の気持ち」で
自分のホームページを見直してみてください。

きっと、改善のヒントが見えてくるはずです。

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yajio